2011年7月14日木曜日

【7.22】「持続可能な社会デザイン-地域の活動から考えるこれからの社会とは-」3・11後の社会づくりプログラムの開催(ご案内)

「持続可能な社会デザイン」

~地域の活動から考えるこれからの社会とは~

◆日時:7月22日(金) 午後6時30分から午後8時45分
◆場所:新宿都庁周辺(未定)
◆講師:鈴木 泰 氏
    東京都産業労働局商工部創業支援課創業支援係 係長(八王子市から都へ派遣)

◆講師のプロフィール:
八王子市職員。八王子市で10年以上地域の産業振興を務められていきました。現在は、八王子市から東京都へ派遣され東京都の中小企業の創業支援を行われています。八王子市では、自ら現場に足を運び地元の多くの企業経営者との信頼を築きながら産業振興に尽力されてきました。企業経営者だけでなく商工会や金融機関、大学や市民活動などとネットワーク、プラットフォームを作られて八王子独自の産業振興や地域の活性化を推進されています。ご自身を「八王子の土人」と称し独自の歴史観や

また、一方で10年以上前から市の職員やNPO、地域の有志など多くの人達と持続可能なまちづくりとはどのようなものか考え活動されています。市の職員という枠を外し、市民活動にも参加し、市民としてまちづくりにも関わっています。

今まで携わってこられた地域の活動から震災以降の社会づくりについてお話ししてもらおうと思っています。
◆内容:
・オープニング、案内5分
・参加者による「あなたの問題意識と解決策」の発表 5分
・講義「持続可能な社会デザイン」約60分 質疑10分
・ダイアログ20分×2回
・ダイアログの共有20分
・次回の案内(現場見学案 八王子市民活動支援センター、八王子福祉園※)

※八王子市民協働事業 (八王子福祉園が事務局を担当)
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/029/106/odanochuoukouen3.pdf

◆参加費:200円(資料代など、交流会は別途3000円以下)

◆事前準備:

・日本の社会づくりのあなたの問題意識(問題点)と解決策を考えてきてください。
・地域にある市民協働の事例を調べてきてください。
(事前に調べていただいたものをT2Sメーリングリストなどで供給させていただくこともできます。)

◆講義の要旨: 
※時間に制約があるため、途中で終了し次回のイベントで続きを行う場合もあります。

1 新しい公共
・何でも知っているけれど何もやらない役人VS何も知らないけどなんでもやろうとする市民
・市民参加は面倒か?(情報とプロセスの共有は事業を加速する)
・企業市民(富を生み出すもの)
・中小企業(地域との運命共同体、実は効率の良い中小企業)
・価値が生まれる瞬間

2 まちづくり
・生きるための町おこしから死ぬための地域づくりへ
・新潟県で起こったこと
 道路から雪がなくなること
 上越新幹線
 軽井沢、柏崎、夕張

3 地方分権と地方分散
・地域の多様性が創ってきた日本文化
・地方が枯れる(人材、財政、企業)
・部分最適から全体最適にならない事例
・最後部から

4 産業空洞化
・日本の港湾の地位の低下
・グローバル化と国、地域
・GDPは神話か

5 高齢社会
・壮健社会から高齢社会へ
・豊かなシニア社会の絵を描く
・共同体の再構築
・若い世代の不安を取り除くこと

6 持続可能な社会
・イノベーション、動的平衡の概念(持続するために変えていく)
・多様性
・固有の持続可能性を持った地域の積み重ね
・グローバル化する産業と地域をつなぐ仕組みが必要
・最小単位としての基礎自治体とネットワーク

◆プログラムスタッフ等の募集:
 このイベントや現地見学など一連のプログラムのスタッフ、ダイアログのファシリテーター、このプログラムを応援してくれる応援団を募集しています。今までの経験などは不問です。やる気のある方、この機会を経験にキャリアを積みたいとお考えの方、事務局までご連絡ください。

1 プログラム運営、企画スタッフ(会場設営、集金、受付、講師との調整、現場見学の調整など)
2 ファシリテータ(ダイアログファシリテート、参加者のエンパワーメントなど)
3 応援団(プログラム・イベントの周知、イベントの積極的参加など)

◆プログラム事務局:
TokyoThinkSustainability 漆原隆浩sweetairg@gmail.com

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