2012年4月20日金曜日

3.28江戸川区の「やさしい椎茸工場」を見学してきました!

3月28日に江戸川区西小松川にある「やさしい椎茸工場」を見学させていただいた。やさしい椎茸工場は、島村運輸倉庫株式会社が自社の倉庫を改造して障害者の雇用を生み出すために作ったものだ。見学のきっかけは、1月21日に都立白鷺特別支援学校で行われた「白鷺祭」



にT2SメンバーがPTAのバザーのお手伝いに参加し、バザーのとなりで、しいたけと革製品を販売していた島村社長と面識ができたことから、お願いして行なってもらった。当日は、T2Sの東京をプロデュースする企画である「えどぷろ」でお世話になっているNPO「ことのはサポート」の柳田代表をはじめスタッフの皆さんとともに見学してきた。

島村運輸倉庫さんは、挨拶や感謝の心を大事にされ、〝日日感謝の気持ち〟〝お陰様の心〟をスローガンにされている。やさしい椎茸工場の他、荒川のクリーン作戦や棚田の米作りなどの社会的な活動も社員や写真の家族の方々が参加されているとのこと。会社の経営で実利を上げるだけでなく、人材づくりや社会づくりなども行われていることが工場を見学させていただく前に十分にわかった。

島村運輸倉庫株式会社 社長挨拶

http://www.shima-bun.jp/company_2.shtml

椎茸工場だが、設備の1/3しかまだ稼働させていないとのこと。直接地元で販売も行なっているが、細かく刻んで乾燥させて江戸川区などの学校の給食として供給しているそうだ。3月までは、椎茸栽培を近くの白鷺特別支援学校の生徒の実習で活用されていたそうだが、4月からは実習に来ていた白鷺特別支援学校の卒業生を社員として1名受け入れられるという。少しづつではあるが、確実に社会的にとても意味のある事業を広げられている。

やさしい椎茸は、地域の中小企業が起こした小さな事業だが、障害者雇用や地産地消農業だけでなく、地域を元気にする可能性を秘めている。T2Sでは、やさしい椎茸を西小松川、船堀地区の名物として、また地域の飲食店の協力を得て、B級グルメなどにできないかと考え発想は膨らむばかり!是非、詳細は工場見学に行って見て、感じてほしい。

次回、やさしい工場見学とともにどうやったらやさしい椎茸を応援できるか?また、地域活性として地域と連携できるのかワークショップを行う予定である。乞うご期待!!