2010年7月23日金曜日

T2S×PURCコラボ企画「おいしいYOSENABEを作ろう!」~“持続可能な社会”を実現する“新しい公共”を考える~

T2S×PURCコラボ企画「おいしいYOSENABEを作ろう!」


~“持続可能な社会”を実現する“新しい公共”を考える~



■「YOSENABE」企画とは・・

 「持続可能な東京とは何か?」を考えるT2Sと、「新しい公共」の取り組みを持ち寄るPURC(http://purc.net/)とによる共同セッションを企画しました。コンセプトは “おいしいよせ鍋「YOSENABE」を創ろう”です。注)鍋づくりは比喩で、実際鍋を創るのではありません。

 おいしい鍋。それは『よりよい社会』に向けて、集まるみんなが 『よりよく生きる』 ということ。

 集まった皆さんがそれぞれグループで鍋のように輪になって、どうやったらよりよい社会ができるのかということを、そのために持ち寄った具(ご自身の考え、問題意識)をその場でどう生かすか?集まったみんなで議論、共感し合いながら鍋をいい味に仕立てていきます。統一テーマとして「持続可能な社会へ向けて」ということで、鍋づくりを踏まえて何か新しいことができないか?ということを目指していきます。



■T2S×PURCコラボのねらい

 NPOや社会起業家、国家公務員、会社員など多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり始めている『PURC』と、東京を軸足とした持続的な社会に向けて活動する『T2S』の融合により浮かび上がるものは、さて何が出てくるのでしょうか?

 「持続可能な東京」と「新しい公共」が出てきた背景や進む方向には似通っている部分があります。今までの日本社会は、企業や市民社会は経済活動に専念し、社会や公共について積極的にかかわることがありませんでした。そのため、経済価値を高めていく時代の流れから、地域社会や環境、福祉などの貨幣価値で評価しにくい部分については、経済が発展する中取り残されているという背景があるといえます。

 公共セクターにおいても、行政主体の運営からNPO,NGO、市民団体、企業などの多様な主体が参加する方向へシフトして久しいですが、さまざまな社会問題が解決されずに、公共セクターの赤字は増え続けており、公共セクターの大きな見直しが必要となっています。そういった反動から今、社会企業、ソーシャルイノベーションなど企業やNPO、市民活動の社会に対する活動が新たに活発になってきています。

 そういった勢いのある方々が何かできないか?ということを考え参加されているPURCという集まり。そういう方々との結び付くことによって、“人脈”でも“議論する場”でも“活動”でも「持続可能な社会を実現する」何か新しいものが生まれてくることを期待しています。



■おいしい鍋を創る目的:(みんなが)よりよく生きるとは・・

 今、皆さんが任されている仕事は、本当にやりたいことですか?やりたいことができていますか?

 私は、T2SやPURCに集まっている元気のある人たちがなぜ目が輝いているのか考えました。それは、自分がやりたいことをやっているからだと。社会貢献やボランティア的な活動は、一般的に身を削っているようなイメージがあると思います。よりよい社会のために何ができるか考え活動することは、いろんな人とのつながりができて、同じような問題意識を持った人たちと共感し合い、社会に対する新しい発見がありとてもとても楽しいものです。また、一人の人間として社会への関わり合いなども出てきて人としての成長があり自分のためであります。それがT2Sが考える“よりよく生きる”ということです。今回のおいしい鍋を創る企画をとおして、参加する皆さんが“よりよく生きる”きっかけとなれば大変うれしいです。



1 日時

 平成22年7月28日(水)

 開場午後6時00分、開始午後6時30分から午後9時まで



2 内容

 ・よせ鍋企画の趣旨とルールの説明

 ・グループでの対話(2セッションくらいを予定)

 ・振り返り、全体での共有



3 会場

 第二庁舎10F201・202会議室



4 申込み

 http://kokucheese.com/event/index/3373/