2010年9月1日水曜日

8月30日、ダイワ JFSサスティナビリティカレッジに参加してきました!

今回はパタゴニア日本支社長の辻井隆行氏が「パタゴニアがビジネスを続ける理由」というテーマでの講義です。(http://www.japanfs.org/ja/pages/029400.html


仕事の関係で遅れてしまい、最初の部分が聞けなかったのは残念でしたが、途中からでも十分に刺激を受ける内容でした。その中で、パタゴニアの製品が原料の生産、加工から流通、販売までどのような過程で、地球に足跡を残しているのかということをWeb上で表しているフットプリントクロニクル(http://www.patagonia.com/jp/contribution/patagonia.go?assetid=23438)という活動に企業としてのレベルの高さを感じました。(第7回のWWF粟野さんがおっしゃっていましたが、WWFの自動車会社への調査の中で、座席に使われる牛皮がどこで調達されたのか分からない会社もあったそうですよ。)

フットプリントクロニクルのサイトをご覧になると、製品に対して調達、製造についての経路とともに、「良い点」「悪い点」「私たちの考え」が記載されています。ここで重要なのは、「悪い点」をきちんと把握されていて、「私たちの考え」で会社の考え方を示している点です。ここまできちんと自社の製品を把握している企業はあるでしょうか?

それと、1% for the Planetという企業の売上の1%を環境活動に寄付する運動に参画しているそうです。( http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=1960&ln=32)簡単でとっても分かりやすい!T2Sも参画したいですね~。売上はないですが。

私はサスティナビリティカレッジ終了後、辻井さんに駆け寄り名刺交換へ。29日行われた地球サミット準備ダイアログで私が考えるプロジェクトをプレゼンしたのですが、参加者とのダイアログの中で、新しく2つの製品のアイデアが出たのです。講義を聴いていて、社会的な意義を深く考えるPatagoniaさんに作ってもらえないか直感的に思いました。これからどうなるか楽しみです。とりあえず一歩踏み出したい!

パタゴニア日本支社長の辻井隆行氏と写真撮影
名刺交換が終了すると、参加者有志で辻井さんを囲み食事をしました。辻井さんのお話しにとても共感しましたし、とても気さくなお人柄で、私も大変勉強になりました。(写真はその模様です。)それと、はじめて知ったのですが今まで4年間行ってきたサスティナビリティカレッジも次回で最終回だそうです。主催されたJFSの小島さんやスタッフの方に大変お世話になったし、ダイバーシティ研究所の田村さんや立教大学の上条さん、先日のT2S白熱教室にお越しいただいたアミタHDの熊野さんはサスティナビリティカレッジで知り合いました。食事をしながら、いつも参加する学生の方々と今後どうするか打合せも行いました。受けたご恩、学生たちと絶対何か続けていきたいと思います。

さてさて話は戻りますが、私がPatagoniaを知ったのは、20年近く前の学生の頃です。(年がばれますね~)同じ研究室の仲間がPatagoniaのTシャツを自慢げに着ていました。高いけどいいって。なので興味を持った私はすぐにお店に行きましたが、とても高かった!それ以来あこがれのブランド。でも製品だけでなく、会社としてのスピリットに共感したので早速何か購入したいと思います。質のいいジャケットをずーっと探していたのでお店を覗きに行きます。

レポート 漆原隆浩

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