私たちが暮らしている社会は、気候変動、環境、資源、貧困などの複合的かつグローバルな問題だけでなく、豊かとなったこの日本の社会においても、希薄となった地域のつながりなど、数多くの解決困難な課題を重層的に抱えています。東日本大震災により、エネルギー、防災といった問題が表出しました。しかし、これは社会が抱えている問題の一部が表出しただけではないでしょうか?私たちは、震災で得られた経験や教訓を通して、社会の根源的な課題に対して、一人ひとりが身近な人達との絆を深め、社会に関心を持ち、自ら動いて行くという生きる価値観を考え、見なおしていく必要があると考えました。T2Sは、さまざまな人々や団体が社会に参加し、よりよい社会をめざして活動するプラットフォームです。T2Sの活動を通して、「この時代に生きる難しさ」を知り、「この時代に生きる覚悟」を抱き、そして「この時代に生きる楽しさ」を感じましょう。様々な活動を通して思いのある市民、動き出す機会に出会っていない人たちとともに、やり甲斐と楽しさを感じていただきながら活動を広げていければと思っています。
2012年6月17日日曜日
【T2S企画】東北応援バスツアー~南三陸町の復興は福興市から!~
T2Sでは、震災以降、地域活性、市民参加、地域の中小企業などからこれからの社会を見出して行けないかと考え、活動してきました。今回の東北応援ボランティアツアーでは、震災によりコミュニティが崩壊する危機に直面しながらも復興の足がかりを得た宮城県の登米市、南三陸町を訪ねます。住民・役場・商工会がどのように連携し、被災したコミュニティを守り新たな町づくりに臨んでいったのか、各方面の重要人物のインタビューを通じて、その実態を現地で触れ感じようと思います。地域振興、コミュニティ、役場の関わり、民間人の活動など、どれをとっても密度の濃い現場が体験できるプログラムを企画しました。みなさま、どうぞご気軽にご参加ください!
1 日程 平成24年7月27日(金)23:00新宿発 ⇒ 7月29日(日)22:00新宿着
2 費用 25,000円(含まれるもの:往復のバス代、民宿泊費用・1泊分の朝夕食付)
※費用は最低催行人数20名の場合、人数の増加に合わせて安くなります。
3 場所 宮城県南三陸町 宿泊地 登米市 最低遂行人数 20名
4 申込み 氏名、性別、連絡先(Eメール)をご記入の上こちらへ⇒TokyoThinkSustainability@gmail.com
5 主催 TokyoThinkSustainability 協力 社会貢献共同体 ユナイテッド・アース(UE)
■TokyoThinkSustainability(T2S)とは・・
都庁職員を中心とした持続可能な社会に向けた活動プラットフォームです。いわば専門性の異なる有志が集い、学習と実践を通じて、大いなる夢の実現を目指すグループです。高校生からリタイアした方まで多様なメzん!ンバーが約200名参加し、持続可能な社会に向けたプロジェクトの推進や月1回のイベントや交流のための定例会(毎月第二水曜日19時~)などを開催しています。http://tokyo-think-sustainability.blogspot.jp/
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この復興応援バスツアーでは5つの活動を行います。
1 楽しく東北の復興を応援する!
・「登米市南三陸町フェスティバル」「さんさん商店街」ステージ チアリーダーパフォーマンス
・フェスティバル・イベント・地域FM出演の準備・設営をして盛り上げよう!
・南三陸町の「夏祭・福興市」、「さんさん商店街」で買物、食事をしよう!楽しもう!
2 復興活動から学ぶ!
・南三陸町福興市、さんさん商店街、登米市6次産業等の復興活動のキーパーソンから話を聞こう!
・復興しつつある被災地の現場、地域を自分の目で見てみよう!
・聞いたこと、そして感じたことを参加者同士で話会ってみよう!考えていることをシェアしよう!
3 復興活動でつながる!
・東北を元気にしている人たち(山内さん、現地の方々、UEなど全国から集まる人たち、参加者同士)
・東北オフサイトミーティング、全国から派遣されている公務員と合流しつながろう
4 復興に向けたイノベーションをおこす!
・エコで心が安らぐ「1/fゆらぐLED」等、東北
・東北オフサイトミーティング、全国から派遣されている公務員と合流しつながろう
5 復興活動を知ってもらおう!思い出を記録し共有する!
・バスツアーの参加者がそれぞれ写真を撮影し、それをフォトブックとします。
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復興支援活動のポイント
・復興支援は戻ってきてから。まずは現状を知り友情を育もう。
被災地の復興は、長い年月を必要とします。継続的な支援をするために、 現地で直接、当事者からニーズ、抱える課題を聞き、共有します。被災地に勇気を与えるのは、共に悩み考えてくれる「友人」が周りいてくれることなのです。私達は「応援する友人」であること示すべく現地に行くのです。
・復興支援は戻ってきてから。東北×東京×南三陸の連携を活かす。
三人寄らば文殊の知恵です。被災した現場の人、被災地の近隣で支える人、首都圏の都市の人。三位一体となれば、新たな支援や、効果的な支援活動を実現できます。新たな支援となるイノベーションがこのツアーをきっかけにして生まれる可能性は高いのです。連携を生む仲間をつくり現地に行くのです。
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■行程
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7月27日(金)【 夜 】 ・ 新宿 コクーンタワー 前発 23時~
・ 車中 参加者自己紹介など 【車中泊】
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7月28日(土) 【早朝】 登米市
・ 東北オフサイトミーティングメンバー合流
・ 登米市コミュニティ H@!FM チア告知
・ 復興に関わるキーパーソンインタビュー
被災から今日まで 現地被災者 兼 産業・雇用創出メンバー
復興教育プロジェクト 経緯と抱える課題
6次産業プロジェクト 経緯と抱える課題
復興応援ディスカッション
【午後】・「登米市南三陸町フェスティバル」にて昼食チア応援パフォーマンス
・ 復興に関わるキーパーソンインタビュー
登米市観光物産協会 阿部会長または三浦局長
『登米市南三陸町フェスティバル』実例と抱える課題
復興応援ディスカッション
【 夕 】 ・ ホテルチェックイン/休憩
・花火大会を見る。
・ 懇親会 東北オフサイトミーティング×T2S×ユナイテッドアース
(ゆらぐLEDを囲みながら、振り返り、シェアリング)
【 夜 】 ・ ディスカッションまとめ 【南三陸歌津泊】
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7月29日(日)【 朝 】 ・ 朝食後 「夏まつり・福興市」へ
・ 復興に関わるキーパーソンインタビュー
南三陸町 商工会 山内会長、漁協 及川善祐様、三浦洋昭様
『福興市』 経緯と抱える課題
『南三陸町さんさん商店街』 経緯と抱える課題
・ 『南三陸町さんさん商店街』チア応援パフォーマンス
・ 「語り部」体験
・ 復興に関わるキーパーソンインタビュー
南三陸町 観光課 首藤様・ユナイテッドアース 瀬川映太様
「語り部」 経緯と抱える課題
【 昼 】 ・ 昼 食(各自) 夏まつり会場にて
・ 14:00 南三陸町 出発
【 夕 】 ・ 車中 復興応援ディスカッションと振り返り
【 夜 】 ・ 22:00 新宿 コクーンタワー前着(予定) 解散
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お持ちもの:1泊分の着替え・雨具(ウィンドブレーカー)・スリッパ(車中)・日よけの帽子、
虫よけ薬(虫さされ薬)・ハンドタオル・ウェストポーチなどのバッグ(大きな
荷物はバスに残します)・バス行き帰り 車中のお飲み物。ネームカード(名刺)
アメニティ: バスタオル、フェイスタオル、シャンプー、リンス、石鹸、ドライヤー、
歯ブラシ&歯磨き粉、ヘアブラシ、シェイバー、ティッシュ、ハンガー
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